瀬戸市立図書館【公式】

愛知県にある瀬戸市立図書館の公式アカウントです。 瀬戸市立図書館で開催された「エディ…

瀬戸市立図書館【公式】

愛知県にある瀬戸市立図書館の公式アカウントです。 瀬戸市立図書館で開催された「エディター養成講座」を修了したエディターたちが、地域情報を収集し発信していきます。

マガジン

最近の記事

  • 固定された記事

瀬戸市立図書館

こんにちは。瀬戸市立図書館です。 note 始めました。 noteでは、瀬戸市立図書館で開催した「エディター養成講座」を修了したエディターたちが、地域の情報を収集し、編集し、発信していきます。

  • 時事がテーマのビブリオバトル!?

    『時事ビブTV』とは 第14回『時事ビブTV』にバトラーとして出演しました。 『時事ビブTV』とは、時事問題をお題としたビブリオバトルです。 あなたは、「ビブリオバトル」という言葉を聞いたことがありますか? 『時事ビブTV』は、なぜ時事問題をお題としているのでしょう? その答えは、図書館法第三条第七項にあります。 図書館は「時事に関する情報」として各種新聞を紹介し、提供しています。また、新聞縮刷版も所蔵。新聞縮刷版とは、約1ヶ月分の新聞紙面を縮小コピーして、書籍に収

  • 瀬戸市立図書館の民次壁画

    瀬戸市立図書館(愛知県)の来館者は民次壁画の歓迎を受ける。北川民次のモザイク壁画は、神話的でユーモラスで謎めいている。いつも通って見慣れている図書館のシンボルについて調べた。 北川民次(1894-1989)は、瀬戸市にアトリエを構え、瀬戸の風景や作陶をモチーフにした画を多く描いた。また15年に及ぶメキシコ滞在時、民衆へのプロパガンダであるパブリックアートとしての壁画運動を体験し、帰国後数点の壁画を手がけた。 1970年竣工の瀬戸市立図書館のためにも3点の原画を描いた。 「

  • 瀬戸染付工芸館に行こう!

    染付とは? 染付とは一般的に酸化コバルトなどを含む藍色に 発色する顔料「呉須(ごす)」で絵付けをした 焼き物を指す。「呉須」は江戸時代初期に中国 から有田に伝わったとされているが、瀬戸は磁器 の原料になる土だけでなく、顔料の「呉須」も 産出する世界でも稀な焼き物の産地である。 瀬戸の染付の特徴は、自然を写実的に描く手法を 主流とし、筆一本で描く青一色の濃淡による表現 は水墨画のような趣がある。 瀬戸染付工芸館の概要 瀬戸染付工芸館は瀬戸染付の普及と啓発を行うこ とを目的

  • 固定された記事

マガジン

  • 図書館
    4本
  • 観光・まちあるき
    8本
  • 郷土の歴史・文化
    9本
  • 瀬戸のお店ナビ
    5本
  • お役立ち情報
    2本

記事

  • 干支供養

    中外陶園(愛知県瀬戸市薬師町)で干支供養が行われた。 中外陶園は干支や季節飾り、招き猫などの陶器人形を製造している。「1年間大切に飾った干支をゴミにしてしまうのはしのびない」というお客の声を受け、メーカーとして供養を始めた。今回で35年目、新型コロナの影響で3年間は社内で行ったため、4年振りの一般開催となる。以前はおでんや甘酒のふるまいなどもあったそうだ。会場には干支をどっさりと積み上げた小山があった。総数約4500体、材質は陶磁器のみ。すべての歳の干支が、大小・各色取り交ぜ

  • 左義長(ドンド)

    1月7日、瀬戸市幡山町(愛知県)で左義長が行われた。新型コロナのせいで、4年振りの開催となる。これまでニュースなどで全国の左義長の話題を目にすることはあったが、実際に見るのは初めてだ。 『瀬戸市史(民俗編)』によると、かつては市の各地区で行われていたそうで「この行事を市域ではドンド、ドンドコ・ドンド焼きといい、幡山・今村地区ではサギチョウ・サギッチョ(左義長)ともいった」とある。(以下も引用は全て『瀬戸市史(民俗編)』による) 「小正月の前日にあたる正月一四日か一五日の夕方に

  • 水野の天然記念物

    12月3日、せと 歴史と文化財を知る見学会「水野の天然記念物」に参加した。愛知県瀬戸市の水野地区は市中央から北方、水野川沿いの訪ねどころの多い地域だ。今回は4本の名木とその周辺の歴史を巡る半日のコース。郷土史研究家の松本博司氏、自然に詳しい上杉毅氏、埋蔵文化財センターの岡本直久氏に解説していただいた。主催は瀬戸市文化課と(公財)瀬戸市文化振興財団。 「水北町のイチョウ」は『瀬戸の名木』の1番、幹周395cm、樹齢約200年。折しも紅葉シーズン、周辺の山は広葉樹がところどころ

  • 瀬戸図書館友の会

    瀬戸図書館友の会(以下、「友の会」と呼ぶ)、それは瀬戸市立図書館(愛知県)を支えてくれているボランティアグループ。しかし、その活動内容は意外と知られていないように思う。ということで、会長の加藤絹子さんにお話しを伺った。 ちょうど図書館2階市民ギャラリーで友の会作品展が開催されていた(2023.8/24~9/20)。写真、絵、陶芸、押し花etcと多彩な作品。特に私が目を奪われたのは、製本。文庫本に北欧風の布の表紙がつけられている。友の会ではこんなに色々な活動が行われているのだ

  • ランタンフェス inセト

    愛知県瀬戸市で10月14日夜、ランタンフェスinセトが開催された。ランタンと言えば、タイのコムローイ祭りが連想される。火を点けた灯篭が無数に夜空に上がっていく幻想的なものだ。瀬戸市のランタンフェスではどんな光景が見られるのだろうか。どんな人たちが参加するのか。ランタンの構造はどうなっているのだろう。 主催は一般社団法人瀬戸青年会議所。前年も瀬戸西高校の校庭で200基のランタンを上げたという。参加者は500人(中日新聞2022.10.28)、来場者は700人(中日新聞2023.

  • さようなら 古瀬戸小学校

    瀬戸市立古瀬戸小学校(古瀬戸町)は2020年3月末に廃校になった。筆者は卒業生ではないが、子供二人が通ったので、PTAや授業参観などで何度も来校した。また連区の運動会や盆踊り、選挙投票などでもお世話になってきた。地域に馴染み深い拠点が、このほど取り壊されることになった。 閉校時はコロナ禍で記念の式典ができなかったこともあり、校舎の解体を前に、卒業生らによるお別れイベントが行われた。OBや地域住民らが多数来校し、長く親しんだ学校との別れを惜しんだ。 8月13日午前10時から体

  • 一箱古本市

    一箱古本市とは 一箱古本市とは、文字通り一箱の本をそれぞれの 持ち主が持ち寄りその日限りの店主となって売る いわば本屋さんごっこである。店主は本好きの素 人もいればプロの本屋も。筆者も何度か店主とし て参加したことがあるが、お客さんとなる参加者 も本を買うだけではなく、本好き同士、本を介し ての交流を楽しむことができる魅力的な催しだ。 一箱古本市は2005年に東京の谷根千で初めて開催 され、現在では全国に広がりをみせて、東海地方 では2009年に名古屋の円頓寺商店街にて、初

  • 夏越大祓 深川神社

    6月終わり頃になると、あちこちの神社に茅の輪がしつらえられる。くぐらせていただくことはあったが、神事に参加したことはなかった。今回、産土神の瀬戸市深川神社で初めて参詣した。 夏越大祓(なごしおおはらい)~茅の輪くぐり神事~ 「知らず知らずのうちにふりかかった半年間の罪(つみ)穢(けがれ)を祓い清め、残る半年を清々しく迎えていただきます。また、茅の輪をくぐり、暑い夏を健康に過ごせるように願います」と深川神社ホームページにある。1年の半分が終わったことを思い返し、新たな半年を

  • 幻の龍淵を見に行く 瀬戸市赤津

    龍淵または龍ヶ淵は、「たつがふち、りょうがふち、りゅうがふち」などと読まれる。かつては瀬戸市の観光スポットであった。近年は所在がわからなかったのだが、伊藤嘉章さんが探し出した。伊藤さんの案内により、現地を訪ねた。 尾張名所図会 尾張国の名所、旧蹟、名物などを紹介した江戸時代のガイドブック『尾張名所図会』。現存するものも多数記載されており、今読んでも楽しい書物だ。瀬戸市であれば、定光寺、岩屋堂、雲興寺、深川神社などは絵と説明文で詳しく紹介されている。その中のひとつの龍淵は、

    幻の龍淵を見に行く 瀬戸市赤津

  • ヒトツチ せと末広町商店街にオープン

    え?なに屋さんなんだろう? 一歩入ったとき、いろんなジャンルのものが目に入って混乱した。白を基調としたすっきりとした店内には瀬戸らしい陶磁器もあれば、繊細なアクセサリーもあるし、子どもの工作向けらしいものや、食品もある。「店のものはどれも瀬戸のものばかりなんですよ」と代表の南慎太郎さん。えー?私、瀬戸にけっこう長くいるんですけど。見たこともない商品がたくさんあるよ! それもそのはず。瀬戸で作ってはいるんだけど、地元では流通せず、東京とか海外とかギャラリー向けのものも多いとの

    ヒトツチ せと末広町商店街にオープン

  • トランシルヴァニア料理  ナトゥール・ビュフェー

    トランシルヴァニアとはどこだろう。東欧・ルーマニアの北西部、ドラキュラ伯爵の伝説で有名である。歴史上ハンガリー、ルーマニア、オーストリアと複雑に統治が変化したが、ハンガリーであった期間が圧倒的に長く、文化・言語もハンガリーの住民が多い。トランシルヴァニアとはラテン語で「森の向こう(の国)」、山脈に囲まれた緑豊かな地方である。 店名「ナトゥール・ビュフェー」はハンガリー語で「自然の食堂」という意味。「高級レストランではなくて、気軽に食べに行ける地元の食堂」がビュフェーなのだと

    トランシルヴァニア料理  ナトゥール・ビュフェー

  • 新春の中馬街道を歩く

    中馬街道 中馬街道(信州飯田街道)は、江戸時代中期以降に名古屋と信州・東濃を結んだ街道である。中馬とは馬運の中継地のことを言い、馬の背に積んだ物資の輸送が盛んに行われていた。信州や美濃からは農産物や林産物、名古屋や海部からは、塩、茶、海産物など、また瀬戸・美濃の陶磁器も運ばれた。農民の農閑期の副業でもあったという。愛知県瀬戸市の品野地区では古くからの街道の景観が残されており、令和元年に文化庁から「歴史の道100選」に選定されている。 新春の中馬街道を歩く会 3月19日、